こんにちは、キタイです。
先日、ランニング中に肩に止まった虫を払おうとデコピンしたら、右手中指の伸筋腱を脱臼しました。

6週間曲げなければたぶん治るということで、装具を付けて大人しくしています。

脱臼して一ヶ月少々、食事は左手でしています。
左手で食事
6週間も装具を付けて右手を満足に使えないということで、スプーンやフォークでしのぐにも限界があると思い、初日から箸を使用して食事しています。

左手で箸を使ってみて改めて気づいたのですが、箸はつまむ以外にも様々な機能がありますね!
その数なんと12。
ナイフ、フォーク、スプーンのように、それぞれが切る・刺す・すくうの単一の機能しか果たさない「道具」に対して、箸は二本一組の「一膳」で「つまむ、はさむ、押さえる、すくう、裂く、のせる、はがす、ほぐす、くるむ、切る、運ぶ、混ぜる」といった12もの機能を果たしてきた「器官」なのです。
箸の作法|箸の文化と歴史|兵左衛門
この中でも使用頻度が高くて難しいのははさむとのせるでしょうか。
つまむはとても簡単なのですが、意外にものせるが難しいです。
上手くのせるには、箸を丁度よい間隔で開いてキープする必要があり、丁度よい間隔というものも、のせる料理によって異なります。
のせるが出来ないということは、ご飯(白米)が食べづらいということですからね~、最初は難儀しました。
また、上記の12機能の中には挙がってませんが、かきこむというのも箸の重要な機能でしょう。
これが出来ないと卵かけご飯とかが食べづらいのですが、のせる同様、丁度よい間隔で開いてキープする必要がありますので、意外と難しいです。
また、左手だと、間合いもつかみづらく、かきこむの難易度も中々のものでした。
1週間ほどで慣れる
最初はのせる、はさむ、かきこむ辺りに苦戦していましたが、1週間ほどでまぁ大体慣れました。
1ヶ月以上経過した現在、特に意識せずに左手で箸を使用できるレベルにまでなりました。
手が治ったら今後左手で食事することも無いので、無駄なスキルですが…
1週間ほどで大体慣れたと言えるぐらい箸を使うことが出来た一番の要因は、正しい持ち方でした。
特に最初のうちは、無意識に箸を持つと、左手なのでそもそも持ち方を覚えておらず、正しい持ち方になりませんでした。
正しい持ち方をしないまま箸を使おうとすると、ただでさえ慣れない左手で、非常に箸が使いづらいです。
一方、箸を持った後に、意識的に正しい持ち方に直して、箸を使用すると、慣れないながらもある程度使用することが出来ました。
1ヶ月以上経過した今では、左手で無意識に箸を持っても、最初から正しい持ち方をしています。
まとめ
どんなスポーツにも言えることですが、やはり基本となるフォームはとても大事ですね!
もちろん体型や体質は人それぞれなので、基本から外れた我流のフォームの方がパフォーマンスを発揮できる場合というのも確かにあるでしょう。
しかし、それも基本を押さえてこそだと思います。
私は箸未経験だった左手でも1ヶ月とかからず、食事に困らない程度のレベルにはなりました。
もし箸の持ち方を直したいんだけど…とお悩みの方がいましたら、正しい持ち方に直すことって結構簡単ですので、良かったら試してみてください!
あとがき
トレーニング 2020/7/21
バイク

今週末はFTPテストかな~。
ラン
5.04km 24:20
CTL

今日のハイライト
通院&装具リムーブ!
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